修正会(2025年)
西願寺では下記のとおり「修正会」をお勤めしますので、ご参詣くださいますようご案内申し上げます。

日時 2025年1月1日(元旦) ①6時~ ②9時~ ③11時~ (所要時間各回45分程)
*参拝しやすい時間をお選びください。
場所 西願寺 本堂
内容 おつとめ・住職新年挨拶
*法要にご参詣の際には、仏前にお志をお運びくださいますようお願い申し上げます。

修正会とは
修正会は正月に勤まる法会のことです。正月と言うと初詣として神社にお参りをされる方が多く見えますが、お寺では修正会が勤まります。私のお寺でも元旦には都合の良い時間を選んでお参りいただけるように朝6時9時11時と3回勤めています。
年末から本堂の清掃をして内陣の荘厳を整えて修正会を勤める準備をします。ご本尊にお備えする鏡餅にと、ご自宅でつかれたお餅を届けてくださる門徒の方もいらっしゃいます。お家のお内仏(仏壇)の荘厳も本堂と同様に打敷を掛けて鏡餅をお備えして正月を迎えます。
正月は、普段日付が変わるのとは違い、特別な日を迎えるような感覚があります。また、年が変わるという、大きな区切りでもあり、旧年を振り返り新しい一歩を踏み出す気持ちや、新しい一年を迎えることができる感謝の念が湧いてきます。よく祖母が存命のころは正月になると数え年で「お前は〇〇歳になったな」と誕生日のように年の積み重ねを知らせてくれました。
数年前まで修正会のお勤めを終えると「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」と新年の挨拶を参詣の方に向けてしていました。しかし、ある年から、お参りされる方々は、それぞれに様々な思いを持っているのではと考えるようになりました。それからは、みなが同じように「おめでとうございます」ではなく、新年の挨拶はあらため参詣者と一緒にお念仏を申すようにしました。
年末に家族が亡くなり、中陰の期間を迎えている方から、「毎年、正月に神社へお参りをしているのですが行ってもいいのでしょうか。お祝いをしていいのでしょうか」と聞かれることがあります。神社には死に触れた人を忌避するいわれがあるように伝えられていることで心配されていると思われます。「気になるなら止めておけばいいし、気にならないのならお参りしてもいいと思いますよ。でもお寺はいつでも誰でもお参りできますから拒むことはありません」と答えています。
正月を迎える気持ちは一人一人それぞれ違うことでしょう。お寺では年頭の南無阿弥陀仏を通して年の積み重ねを感じながら、私のこれからの歩みを確かめたいものです。お正月は、一年一年の節目です。お寺では、その節目に修正会として、法要を勤めます。新年を迎えるにあたって、皆様と一緒にお念仏申して、一年の始まりを確認します。
難波別院 教化リーフレット(住職執筆)
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